秋が深まり着物を着るのに良い季節となりました。
この日は袷のお召と袋帯を選びました。
こちらの着物は墨黒の縦糸、紺色の横糸で鱗の柄が織られています。
鱗とは正三角形または二等辺三角形が連なった文様のことで、魚や蛇の鱗に見立てて、このように呼ぶそうです。
魚や蛇の鱗が身を守ることや、蛇が脱皮を繰り返し新しい自分に生まれ変わることから、厄除けと再生という意味があるそうです。
和装における柄や文様には込められた意味があり、またその由来を知って装うことでより感謝や価値を感じることができます。
装う度に技術の向上だけでなく、知識も増やして行けたらと思っています。
ご一緒に学んでみませんか。
