三軸半幅帯はまっすぐなタテ糸に対して、二方向からタテ糸が斜め45度の角度で交差するという複雑な技法で織られた帯です。
複雑に色糸が交差することで、多彩な色の趣きが醸し出され、さらに光の屈折が生まれ、独特の光沢を放ちます。
私の三軸半幅帯は4m25cmあり、一般的な半幅帯より長いためアレンジを楽しむことができます。
花を作ったり多くヒダを取ったりと、長さを生かした変わり結びができます。
品格があるため、浴衣だけでなく、紬やお召に締められます。
染めの着物も小紋や色無地に合わせて装うこともできます。