お召は『先染め』の着物です。先に染られた色糸で生地を織り上げて、模様を生み出します。この細かな柄も色糸を織ることで表現されているのです。またお召は強い撚りをかけた糸で織られているため、生地に張りと艶があります。織りの技術 […]
お召
お召と紅型名古屋帯のコーディネート
こちらのお召は、先染めのお召用の糸で織ることで鱗の地紋を表現しています。縦糸は墨色、横糸は紺色の糸という2色のお召糸が使われています。光沢とシャリ感があり、生地に張りがあるため、着付けがしやすいです。この日は、紅型名古屋 […]
尚絅居の帯
私がこの帯を初めて手にとった時、色糸で表現された柔らかさと特有の風合いに目を奪われました。そして私の心を強く惹きつける力を感じました。またこの帯の魅力は、その見た目だけでなく、とてもしなやかで、程よく張りがあるため、締め […]
お召と三軸帯
先日実家へ帰省した際に母の着物を試着させてもらいました。母は茶道を私は着付けの講師をしており、共に着物を年中着るため、着物の話に花が咲きます。着物や帯は少々体格が違っても着用できるため、母娘で兼用することができます。また […]
伊那紬の帯揚げ
こちらの帯揚げは、伊那紬という手織りの紬の生地のもので、軽くて柔らかくしっとりとしています。さらにとても目を引く鮮やな色ですので、コーディネートアクセントになります。帯揚げと帯締めの一方を目立たせる色柄にする時はもう一方 […]
二重太鼓結び
袋帯で二重太鼓結びをする方法はいくつかあります。写真1枚目左は手結びで、写真1枚目右は『帯まくら』という道具を使って結んでいます。それぞれに良い点と気をつける点があります。私はいつも装う時は背中で手結びをしますが、道具を […]
尚絅居の三分紐と組紐
尚絅居の三分紐はとてもしなやかで締め心地が最高です。滑らかな手触りで締めやすく、程良い張りがあり決して緩みません。また結び目を背中へ回す時も滑りが良く、質の良さを感じます。私の尚絅居の三分紐は淡いピンクなので、こちらの三 […]
お召訪問着と三軸半幅帯のコーディネート
9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きます。少しでも快適に過ごせるように半幅帯を選びます。こちらは風船太鼓という結びにアレンジを加えています。帯枕、帯揚げを使わないので、帯枕を使うお太鼓結びよりも背中が軽いです。着付講 […]
お勧めの三軸名古屋帯とバッグ
夏は少しでも涼しい帯を装いたいものです。三軸帯は、三方向の糸で構成されておりメッシュ構造のため、着用していても比較的に涼しく軽く感じます。袷の時期も装えますが、単衣や夏物を装う時期に特にお勧めです。また三軸帯と同時に仕立 […]
5月中旬から10月中旬まで着られる着物
単衣と夏物を装う時期に着られるお召の訪問着は重宝します。生地にハリがありとても着やすく、着姿も身体のラインを拾い過ぎず美しく見せてくれます。また無地ですので、帯が合わせやすく半衿や帯揚げ、帯締めで個性を出すこともできます […]